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執筆者の写真2020 セクマイ大会

分科会紹介 2/4(金) 13:30~15:00

「LGBTの就労状況と企業の支援」 司会:損害保険ジャパン株式会社 人事部 人材開発グループ 今将人

セクシュアリティも精神障害もオープンにして働くいち会社員として、2021年の大会で「企業事例分科会」に登壇させていただきました。本年度は司会として、調査データをもとにLGBTの就労状況を確認し、個人の事例と複数の企業の支援を紹介させていただきます。

LGBTの就労にはどのような困難があるのか?

その困難はどのように解決できるのか?

企業にはどのような支援が求められているのか?

企業がLGBTを支援することで達成されることは?

「女性として働く、つまりお化粧をしてスカートを穿いてお茶汲みをし、男性のサポートを期待される」。自分自身、学生アルバイトの頃からそんな就労イメージしか持てず、卒業後は工場労働や交通警備員など、不安定な就労形態で食いつないできました。生活の不安定さが精神疾患を悪化させ、さらに就労が不安定になっていく、というスパイラルの中で、「会社で働く」ことは決して「当たり前のこと」ではないと実感していました。

LGBT当事者が就労に至るまでの困難、就労した後の困難は、データからも特徴が見て取れます。本大会では、LGBT当事者が働きやすい企業について考え、自分が活かせる企業とはどのようなものか、企業の支援がどのように自分を活かしてくれるのか、企業がLGBT当事者を支援する意義について、引き続きいち会社員としてお話します。

学生の皆さんには、将来の働くイメージを持っていただきたい。企業の皆さんには、LGBT当事者が強みを活かして働くヒントを持ち帰っていただきたい。

横のつながりを作ることで、共に生きやすい社会を作って行きましょう。



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