#セクマイ大会2022について
セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2022(略称「#セクマイ大会2022」)は、2022年1月28日(金)~30日(日)、2月4日(金)~6日(日)にオンライン開催の予定です。
この大会は、医療・福祉・教育の場面で、それぞれの社会的資源がすべての人に使いやすいものになるにはどうすればいいかを考える大会です。
セクシュアルマイノリティは、どの場面で何に困っているか?また、医療・福祉・教育の現場での取り組みの現状は?その取組での困難は?という視点で多くの分科会を企画し、専門家や当事者の広いネットワーク作りを目指しています。
これまで四回にわたって大会を開催してまいりました。
2013年第一回:副題「安心できるネットワークづくりを目指して」約250人参加
2014年第二回:副題「つながるために、もう一歩」約300人参加
2020年第三回:副題「広がるつながり、深まる実践」約400人参加
2021年第四回:副題「つながりから見えるこれからの実践」約2000人参加(オンライン)
第一回目の大会から9年目となる2022年、第五回目の副題は「変動の時代のつながりつくり」としました。時代が大きく変わる中、新たなテクノロジーが発達する一方で、テクノロジーだけでは解決しない様々な格差も顕在化しています。働き方、ライフスタイル、医療、情報、貧富や教育の格差など。そのような状況で私たちは、人と人とのつながりをどのように作り、そして維持していけるのか。共に試行錯誤し、新たなチャレンジの機会としたいと考えます。
メディアではLGBTという言葉をよく見かけるようになり、社会的認知も高まってきました。100を超える自治体で同性パートナーシップ制度がはじまっています。しかし、同時にトランスジェンダーへのバックラッシュも起きています。
問題の顕在化はされつつも、実際の生活ではまだまだ困難が残されている現状があります。
その中で多くの医療・福祉・教育関係者がセクシュアルマイノリティというテーマに取り組んでいます。そうした個々の貴重な取り組みや成果を共有し、実践を次のレベルへブラッシュア
ップしていくための集まりとして、約16のプログラムを行う予定です。この大会で新たな出会いや交流が生まれることを願っています。