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​セクシュアルマイノリティと

医療・福祉・教育を考える

全国大会2020​

~広がるつながり、深まる実践~

開催日:2020年1月11日(土)・12日(日)

開催場所:ドーンセンター  大阪府大阪市中央区大手前1丁目3−49

主催:セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会実行委員会2020

共催:QWRC新設Cチーム企画

2021年の大会実行委員会の第一回目は春からスタートします。
大会の開催時期や場所なども含めて検討してまいりますので、大会運営に関わってみたい方は、是非ご参加ください。

日時:2020年4月23日(木)19-21時
場所:ウェブ会議となります。URLをお送りしますので、下記までご連絡下さい。

queertaikai2020@gmail.com

 

セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2020実行委員会

ご参加ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本大会は2020年1月11~12日にかけて、24の分科会と交流会、パネルセッションを行い、延べ400人近くのご来場をいただき、無事に終了いたしました。

 

副題として挙げた「広がるつながり、深まる実践」の言葉通り、様々な立場の方々が集まり新しい出会いや再会、そして実践を具体的に検討する中で、様々な気づきがあったことと思います。この出会いをスタートに、現場での実践をさらにブラッシュアップしていって頂ければ本望です。現在、各分科会の報告書を準備中です。2月中旬には各分科会ページにアップされますので、是非ご覧ください。

 

当日は準備不足のため、ご迷惑をおかけしたり、不適切な対応があったと反省しております。大会へのご意見やお気づきの点等ございましたら、お気軽に大会メールアドレスへお知らせ頂ければ幸いです。次回の大会をより円滑に、よりアクセシブルにできるよう、ご指摘を活かしてまいります。

 

分科会をして終わりではなく、これをスタートにして、新たな取り組みや実践がはじまっています。今後の大会開催や関連企画につきましては、ツイッターFacebookで発信してまいりますので、そちらも是非チェックしてみて下さい。

 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2020実行委員会

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​PDF版プログラムブック

■全国大会の目的・趣旨
この大会は、医療・福祉・教育の場面で、それぞれの社会的資源がすべての人に使いやすいものになるにはどうすればいいかを考える大会です。
前回の2014年に比べると、現在全国で30を越える自治体で同性パートナーシップ制度がはじまるなど、セクシュアルマイノリティを取り巻く状況に急速な変化が起きています。実際、多くの医療・福祉・教育関係者がセクシュアルマイノリティというテーマに取り組んでいますが、そこにはまだまだネットワークが足りないのが現状です。それぞれの貴重な取り組みや困難を共有し、この大会で新たな出会いや交流が生まれることを願っています。

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カナダ・トロントの市立特養でのボランティア経験から見える「老人ホームでのLGBTインクルーシブ」の意味と実践
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カナダ・トロントの市立特養でのボランティア経験から見える「老人ホームでのLGBTインクルーシブ」の意味と実践

1/11(土)10:30~12:00【分科会A】【A-2】大会議室3 ゲイとしてカナダ人のパートナーと結婚し、カナダに移住して12年の山田二さんに、LGBTQが暮らしやすいと言われるカナダでの高齢者施設の状況を報告して頂きます。 日本ではまだまだLGBTQ高齢者の存在が顕在化していませんが、今後対応が必ず必要になります。また、山田さんが出会ったひとりひとりのお年寄りがどんな人生を歩んできたのかを知ることは、私たちの将来を垣間見ることでもあります。 高齢者福祉関係者以外にも、人権教育、多文化共生、外国人支援などの関係者にも是非聴いてもらいたいお話です。言語、文化的背景、宗教、習慣などが異なる人々が共に暮らすにはどのような社会基盤が必要なのか、また、それぞれが最後まで自分らしく暮らすために、私たちがどう個人に向き合えばいいのか、ヒントを得られます。 60分の講演の後、現地にスカイプを繋いで30分の質疑応答となります。 【講演内容】 カナダという国はどんな国か(人権尊重の国への道のり) カナダという国でのLGBTを取り巻く状況(歴史を振り返って) トロントという街について トロントの市立特養の位置付け ファジャー・ハウス(Fudger House)の紹介 ファジャー・ハウスで出会った居住者の人たち ファジャー・ハウスでのボランティア活動 ファジャー・ハウスでボランティアをして見えてきたこと ※こちらの洋書読書会の動画で分科会に関係する話をしてくださっていますのでチェックしてみて下さい。01:39:00ごろからお話しています。 https://www.youtube.com/watch?v=36IwOOtzJwA
【分科会紹介】米サンフランシスコからの報告―LGBTQ+コミュニティでの研究・ボランティアから見えたこと
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【分科会紹介】米サンフランシスコからの報告―LGBTQ+コミュニティでの研究・ボランティアから見えたこと

1/12(日)10:00~11:30【分科会D】【D-4】中会議室3 朝日新聞大阪社会部記者 花房吾早子(はなふさあさこ) 「世界一クィアな都市」として知られる米サンフランシスコ。近年、テクブームと高級住宅化の波に飲まれ、刻々と街並みが変化するなか、市役所、教育機関、非営利団体がどのようにクィア・コミュニティの歴史を保存し、語り継いでいこうと試みているか、紹介する。「ゲイ・キャピタル」と言われるカストロ地区は、1930年代から第二次大戦後、カソリック系アイルランド人で労働者階級の人々が住まう地域として知られた。リベラルな文化が花開いた60~70年代になり、ゲイやレズビアンらが住み始めたことでクィア・コミュニティとして確立し、カリフォルニア州初のゲイ市会議員ハーベイ・ミルクを生んだ。そのほか、トランスジェンダーの有色人種女性が警察の暴力に立ち上がった歴史があるテンダーロイン地区、レザーやBDSMを楽しむ場が集まるサウス・オブ・マーケット地区は、市から文化地区の指定を受けた。こうした地域の歴史を守る取り組みの他、歴史に名を残したLGBTQ+の発掘、小中高生へのLGBTQ歴史教育、若者による歴史を伝えるウォーキングツアーなども行われている。現地で体験した例をいくつか取り上げたい。 主催者からのメッセージ: 昨年8月まで2年間留学し、大学・大学院で学んだほか、毎日のように地域のクィア・イベントに参加し、ボランティアをしました。白人ゲイ男性に彩られた歴史の陰で、語られてこなかった有色人種のクィア・コミュニティの葛藤を肌で感じました。歴史の発掘、保存、継承を通して「私たちはいつの時代もいた」というメッセージを届けようとする人たちの姿を皆さんと共有できたらと思います。
【分科会紹介】LGBTQと同性介護
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【分科会紹介】LGBTQと同性介護

1/12(日)10:00~11:30【分科会D】【D-2】大会議室3 「介助者」は入浴や排泄の支援場面において、「障害児・者や難病患者(以下、障害者)」の裸や性器を直接目にしています。「介助者」は性に関する非常に多くの情報を得ることになります。それは同時に、「障害者」が性に関する非常に多くの情報を見られたり、知られたりすることも意味します。 同性介護は、「障害者の性を尊重する」目的があるとされています。また、「介助者/利用者による性的虐待やセクハラを予防する」目的があるともされています。 しかし同性介護は、異性愛でありシスジェンダーであるという価値観に基づいて構築されているため、LGBTQの介助者/利用者に対する想定がほとんどありません。 LGBTQが同性介護に対し、どう解釈・整理しているか、どのような葛藤を抱えているかはこれまで明らかにされてきませんでした。 そこでこの分科会では、出演者のトークショーと、参加者も交えたワークショップにて以下をテーマに話し合います。 1)LGBTQの介助者は、同性介護についてどう考えている? 2)LGBTQの障害者は、同性介護についてどう考えている?             + 3)LGBTQでない介助者/利用者は同性介護におけるLGBTQの関わりをどう考えている? ​ 同性介護。同性って誰?カミングアウトしたときどうなる? 「同性」ってホントに「安心」? 私らしい生活しても引かない? 言わないと変わらない、変わらないと言えない、というジレンマ みんなの多様「性」を尊重する介護について考えよう。

実行委員会について

LGBTQ当事者とアライが運営しています。医療・福祉・教育の現場で当事者としてどのような困難を経験をしてきたかを語り、考えを伝えることができます。同時に私たちの中には、医療・福祉・教育の現場で専門職、援助職として働いている者もいます。
ボランティアで運営されています。大会の運営は、すべて参加費と広告・カンパから成り立っています。

​毎月第二・四木曜日の19-21時にQWRCで会議をしています。みなさまのご参加をお待ちしております。

これまでの全国大会

2013 年の第一回全国大会では、セクシュアルマイノリティは、どの場面で何に困っているか?また、医療・福祉・教育の現場での取り組みの現状は?その取組での困難は?という視点で多くの分科会を企画しました。
 

さらに2014年の第二回全国大会では、「つながるために、もう一歩」と題して、初回よりもより広く医療・福祉・教育の課題にアプローチするとともに、セクシュアルマイノリティの当事者、支援者が深く繋がりながら、新たな取り組みを生み出していく場となることを目指し、約300人の参加がありました。

​そして、2020年1月に、同じくドーンセンターで、さらにブラッシュアップして、大会が持たれることになりました。

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誰もが参加しやすい場にするため

情報保障費(手話通訳・PCテイク)への

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