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執筆者の写真2020 セクマイ大会

応援メッセージ やまだきんじさん



みなさんこんにちは。 やまだきんじと申します。日本で生まれ育ちましたが、カナダに移住して、同性婚をして、ずっとカナダで暮らしています。 セクマイ大会は、過去に2回参加しました。どちらの回も、カナダからインターネット経由で参加したのですが、どの発表にも手話通訳や文字での情報保障があって、そういう当たり前の配慮が、当たり前にできているっていうことは、日本の情報保障の現状を考えると、とても進んだ配慮だなと思います。 北米のカナダやアメリカにも、セクシュアルマイノリティの人たちの大会がありますが、日本のこのセクマイ大会は、医療、教育、福祉という、LGBTコミュニティの私たちにとってとても大切なテーマを扱っていて、議論をするときに、できるだけいろんな視点や意見を持った人たちが集まることがとても大切な場所だと思います。ろう者や聴覚障害を持っている人があたりまえに参加して、誰でもが参加して、それぞれの意見や考えを交えて学んだり議論したりできるようにすることは、このセクマイ大会にとってほんとに大事な工夫のひとつだと思いますし、そういう工夫を続けていくことで、日本のLGBTコミュニティには、いろんな人がいるっていうことを実感することができる場になる手助けになるんじゃないかなと思います。 このセクマイ大会は、始めた当初から完全な情報保障をつけて毎回やってきていて、そこにかかる費用を、市民の私たちが出し合って、ずっと成功させてきてるので、それは日本のLGBTコミュニティにとってすごい誇らしいことで、私たちのプライドだと思いますし、それをみんなで協力して実現すること自体に、大きな意味があると思いますので、市民の私たちが支えて大会の情報保障を成功させていくっていうことが、セクマイ大会の伝統になっていったらいいなと思います。

今回のセクマイ大会でも、ぜひ私たちみんなの協力で、大会の完全な情報保障を実現できるように、力を合わせられたらいいなと思います。 私も、カナダで暮らしていますが、日本のLGBTコミュニティの一員として、今回も大会の情報保障に協力します。セクマイ大会で、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。


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