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執筆者の写真2020 セクマイ大会

分科会紹介 トランスジェンダー生徒交流会16年のあゆみ

「トランスジェンダー生徒交流会」は、今年で16年目を迎えます。主に性別違和のある子どもたちが集まり交流する場として、2006年に土肥いつきさんが立ち上げました。交流会では、子どもたちがそれぞれの葛藤や悩みを分かち合い、時にぶつけ合い、学校と言うシステムを生き抜くために仲間同士支え合っています。また、親たちのピアサポートや情報交換の場にもなっています。

この分科会では、交流会を運営してきた土肥さんや、小学校の頃から交流会に参加してきた生徒(現在は大学生)、卒業生、参加者などにもインタビューし、これまでの経験やこの場所への想いを語ってもらった動画を上映します。

その後、質疑応答には土肥いつきさんにお答え頂きます。

着たい制服を着るための交渉、望みの性別で日々過ごすための調整、複雑な人間関係などなど、本当に学校生活は大変です。しかし、安心して紆余曲折できる場所があり、迷っていいんだと受容され、ピアの中でも多様な違いに晒されながら、自分というもの持つこと。そうした過程を経ながら、生徒たちは自分のために戦えるようになっていくのではないでしょうか。

参加者たちがこの会をかけがえのない場所だと言う言葉には、説得力があります。また長年、教員として部落や在日コリアンの問題に取り組んできた土肥さんならではの交流会の在り方が見えてきます。



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