QWRC(Queer and Women's Resource Center、www.qwrc.org)では、2009年から「LGBTと医療・福祉」をテーマに、連続講座を行い、ブックレットを作成していてたのですが、当時、さまざまな社会資源をLGBTが利用するってことに社会は思いが及ばず、そのことに気が付いて、「LGBTに使いやすい社会資源とは」と考え始めた援助職のひとたちは、情報も繋がりもなく、何をすればいいか、個々に手探りですすめている状態だったのです。
「LGBTと医療・福祉」で次は何をという話になったとき、わたしの念頭にあったのは、孤立している援助職のひとたちの繋がりを作ること、そのためには「大会」だと思い提案しました。
まあ、わたしが「大会」好きだってことも動機なのですが、・・・・。
そして、「医療・福祉」に「教育」を加え、QWRC主催ではなく実行委員会形式にして「セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会」を開いたのが、2013年の第1回大会。
長居ユースホステルにある会議室2つと多目的室を借り切る形で、2日間開催しました。
2日とも35人参加したら、赤字にならないという計算で企画したのですが、2日間合わせて330人の参加が!
結果、部屋から参加者があふれて、入場を制限する分科会があり、うれしい悲鳴があちこちで上がっていました。
一番まいったのが、当日プログラムブックが、すぐに足りなくなったこと。
急遽コピーして間に合わせ、後日、増刷しました。
いまだに、参加者数を読むことは、とても難しいですが、第1回大会は参加者数の「桁」すら読めなかったなぁ。
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