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2023年大会アンケート結果抜粋

この度の大会では、ライブの分科会には延べ742人と昨年を100人近く上回りました。アーカイブのYoutubeの閲覧回数は、延べ2983回となりました。(昨年は約2500回)また、分科会直後に行われた交流会には、延べ404人の参加がありました。

102名の参加者にアンケートにお答えいただいた回答をご紹介いたします。

参考:



(1)催しの満足度を5段階で教えて下さい。

こちらの質問には、5満点が68%(前年84%)、4点が22%(前年12%)、3点が6%(前年3%)という結果になり、比較的満足度が高かったことが伺えます。しかし前年比で見ると全体的に満足度が落ちている傾向が見られます。多くの方に満足して頂いた半面、今年は興味の惹かれる分科会が少なかったという意見も頂きました。皆さんのニーズに合った企画を行っていけるよう工夫していきたいと思います。


(参加者の感想)

  • 今年も多様な分科会を、情報保障も含めて企画運営してくださって本当にありがとうございます。実行委員のみなさま、本当にお疲れ様でした。

  • 準備はものすごく大変だったと思います。あんな少人数でやっておられるなんて思いませんでした。本当にお疲れさまでした。でも、大会運営のやり方についてはすごく多くの学びがありました。同じことをおっしゃっていた講師の方もおられましたね。関われて光栄です。来年も、よろしくお願いします。

  • グランドルールが素晴らしいと思います。人権とかなんとかいう集会や大会が、こういうルールが標準になって開かれていくといいなと。

  • 最先端の話が充実している。採算とれているか心配

  • 全体的に面白いかったです。

  • 実行委員の皆さん本当にお疲れ様です。手話通訳などには報酬を払うためにクラウドファンディングをされていますが、ご自分たちの報酬は確保されているのでしょうか?ぜひ、今日の労働の話でもあったように、ご自分たちのやる気搾取にならないよう、こちらも併せてクラウドファンディングし、報酬を確保されることをお勧めします。(実行委員会就労費用より、実行委員会必要経費みたいな感じで、クラウドファンディングするとか)

  • 実行委員の方々の健康が心配です

  • とても良い!

  • 多様な分科会と情報保障、企画運営されている皆様のご尽力に深く感謝いたします。

  • グランドルールがすばらしいです。実行委員の皆さまに敬意を表します。



(2)今後の実践や研究に参考になることを得られましたか?


こちらは5満点が61%(前年78%)、4点が26%(前年19%)、3点が11%(前年2%)という結果になりました。こちらも前年に比べると評価が落ちていますが、それでも多くの方が参考になったと感じられていることがわかります。まだまだ取り組みがはじまったばかりの分野も多く、実践が手探り状態、実践のための調査中、といった時期であるものもあったためかと思われます。

(参加者の感想)

  • 大会に参加することで、LGBTQ+を取り巻く課題についてかなり知見を広げることができました(今後も学びや自己理解をとめることなく、自分で勉強したり情報収集したりし続けたいと思います)。大会では、私自身のなりたい姿・こうなってほしいなという社会像、それらのためにすべきこと、そしてそれらに向けて今からでもできること等、それぞれ考えることができました。私にとって本当に有意義な大会でした。次回開催がありましたら、また参加したいです。ありがとうございました。

  • いつも、オンラインにおける流れが素晴らしくって、有難うございました。

  • どのテーマも適切な切り口、適切な講師を配置して、興味深い内容になっていると感じています。

  • この度は大会を開催くださりありがとうございました。16の分科会、すべて視聴させていただきました。様々な側面からのアプローチをどれも興味深く聞かせていただきました。

  • 昨年は分科会のテーマが現実的で役立つ内容が多かったが、今年は私自身には魅力的なテーマは少なく思いました。



(3)新たなつながりができたり、出会いがありましたか?


新たな出会いやつながりがあったと回答した人は49%(前年46%)でした。約半数の方がこのように回答したことが大変嬉しいです。コロナ禍を経てオンライン会議が一般的になった今でも、オンラインでの交流はなかなか難しいのが現状です。今回は分科会直後に交流会を設けることで参加しやすく感じた方も多かったかもしれません。今後も出会いやつながり作りの場となるよう努めてまいります。

(参加者の感想)

  • 色々なテーマがあって面白かったです。ただ、ズームなので出会いや交流はなかなか難しいと感じました。



(4)過去の全国大会に参加されましたか?


長年大会を応援してくださっている方々がいることに大変励まされます。昨年参加された方々が多くリピーターとして今回も参加してくれているようです。また、はじめて参加された方も多数見受けられ、10年目とは言え、もっと大会の存在を多くの方に知っていただけるようアピールしていきたいと思います。



(5)今回の大会について何で知りましたか?


一番多かったのが知人47%(前年37%)、Peatixからのメールが44%(前年27%)、次がツイッター25%(前年31%)、Facebookが13%(前年21%)となり、今回もSNSでの広報よりも口コミが多くなっています。宣伝下手から脱却するため、あの手この手を講じておりますがまだまだ改善点があるようです。皆様もぜひ、セクシュアルマイノリティと医療福祉教育に関心がある方に、大会の存在をお伝え頂ければ幸いです。


(6)フリーパスチケットの価格


これぐらいならフリーパスに払っても良いという価格を聞きました。現状価格の5000円が52%(前年59%)、その倍の1万円が41%(33%)となり、2か月近く観れるアーカイブに対しての対価としては5000円は安いのではないかというご意見も複数いただきました。また、15000円と回答下さった方々も6%いました。なるべくどなたでも参加できるように、特割枠を今後も設けるなど引き続き全体の運営との兼ね合いを見ながら検討していきたいと思います。


(7)単体チケットの価格(1つの分科会の価格)


これぐらいなら単体チケットに払っても良いという価格を聞きました。現状価格の1000円が36%(前年40%)、1500円が29%(前年42%)、2000円が31%(前年10%)、2500円が2%(前年6%)となっており、60%の人が現状の1000円以上を支払うことを妥当と考えていることがわかります。コロナ禍が3年目となり、オンラインイベントの相場感が定着してきたこともあるかもしれません。財政面を改めて見直しながら的確な価格設定を検討していきたいと思います。

(8)居住地域


コロナ禍が開けてきた今、再び会場開催の可能性を探るため、今回はじめての質問です。住居地をお尋ねしました。大阪ではじまった大会であること、知人友人の口コミからの参加者が多いことからも、近畿在住者が53%という結果となりました。また、人口の多い関東からの参加も多く、34%でした。海外も含め多くの地域からの参加があり、オンライン開催のメリットが感じられます。

(9)現地参加するかどうか


大阪の会場で開催するとしたら現地参加するかどうかをお聞きしました。「行く」が34%、「行かない」が40%、「内容による」が15%となっております。その他で記述回答がいくつかあり、その時のコロナなどの社会情勢や仕事や予定による、という意見も聞かれました。オンラインイベントが多く行われる中で、34%の方々が現地参加に意欲的であることは、次回どのような形式で開催するかの大きなヒントとなります。速やかにLGBTQが普通に暮らせる社会にしていくためには、新しい出会いやつながり作り、その上で実践が着実に広がることが必須で、それはオンラインよりも生身を通じてのものの方が実りが多いかもしれません。何より、参加者のエンパワメントになります。

(参加者の感想)

  • スタッフの皆さんには感謝です。遠方の方が参加できるメリットのことを思うとズームはとても良いと思いますが、一堂に会したら分科会終了後に話したい人と、また休憩時間、昼ご飯時に色んな人と交流ができるのかなぁと思いました。



(10)情報保障


情報保障に関してのアンケートは下記の通りになっております。


手話通訳が

わかりやすかった100%(前年50%)

わかりにくかった0%(前年50%)

回答数6件


字幕・文字通訳が

見やすかった100%(前年92%)

見えにくかった0%(前年7%)

回答数27件


事前録画の字幕付け、当日のユビキタス様による文字通訳、また今回は実行委員スタッフ、ボランティアによるUDトーク修正による文字通訳も行いました。ろう者など様々な人たちからのフィードバックをそのつど活かし、情報保障に関する実践を10年にわたり積み重ねてきた成果を感じております。


(参加者の感想)

  • すばらしい情報保障を多くの方が関わって、毎年実践されている所深い敬意を表します。ありがとうございます。そして皆様お疲れ様です。

  • 大会の運営、とても大変だと思います。字幕や手話通訳は利用してはいないのですが、情報保障を知るために、勉強にもなりました。

  • 今回も多様な学びと情報保障に深く感謝いたします。

  • 事前の動画撮影や手話付けなど、準備がとても大変だろうなぁと思いました。スタッフの負担が大きくならない方法を選んでいただければ、、と、思います。

  • 今年も情報保障をしてくださり本当にありがとうございます。準備の段階から本当に大変だったと思います。みなさまに感謝いたします。



(11)その他


パネルセッション


今回のパネルセッションは過去最大の申し込みがあり、13個人/団体からの報告があり、実際にセッションを行ったのは9個人/団体でした。ブレイクアウトルームを2つ平行開催しながらした日もあり、延べ64人もの方々が参加し、活発な質疑応答、議論が行われ大変実りの多い時間となりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。


アーカイブ配信


今回も本番分科会直後よりアーカイブ配信を行いました。アーカイブ配信の再生回数は最終的に約3000回にものぼり、前回の約2500回を大きく上回りました。アーカイブの活用度が高くなっていることを感じます。また、例年のようにライブ部分には、スタッフ、ボランティアが急いで字幕付け作業を行い、なるべく早くYoutubeの字幕機能が使えるよう努めました。


(参加者の感想)

  • みなさん、本当に今年も開催、運営ありがとうございます。今年も興味深い分科会がずらりと並び、仕事の都合でリアル参加できなかったものも、アーカイブで見られるのが嬉しいです。


ボランティア


今回も20名を超える多くのボランティアの皆さんに多大なご協力をいただき、大会運営になくてはならない重要な作業をしてくださいました。今後もコンスタントに関わってくださる方々が増えていくと、大会にとってもコミュニティにとっても貴重な財産になると思います。作業フローやツールの説明など、もっとわりやすくもっと簡単にお伝えできる工夫を進めていきたいと思います。


(参加者の感想)

  • はじめてのことばかりでいろいろ不安でしたが、実行委員の方や他のボランティアの方がとても親切でそれぞれのペースを大切にしてくださり楽しく参加出来ました。練習や当日の実践を重ねていくうちに、もっといろいろ関わりたいと思うようになりました。分科会の内容もどれもとても勉強になりました。情報保証はとても感動しました。ほんのわずかですが情報保証に携われて良かったです。軽い気持ちで応募しましたが、参加して本当に良かったです。


次回の大会の実行委員も募集中です。

毎月、第2・4木曜日の19~21時にオンラインで会議をしています。

2024年大会の準備会の第一回目は今月末です。

お気軽にご参加ください。お待ちしております。


2024年セクマイ大会実行委員会第一回

2023年4年27日(木)19~21時@ZOOM










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