プレ企画1「 セクシュアルマイノリティと住まい 」(無料)手話通訳・文字通訳あり 7月3日(日)14:00~16:00
セクシュアルマイノリティにとって、ありのままの自分でいられる場所・時間はとても大切です。もし、住まいが、自分のセクシュアリティを隠さないといけない場所だったら?
▼ セクシュアルマイノリティと実家暮らしの課題 セクシュアルマイノリティ当事者の家族は当事者でないことが多いです。そのため、当事者の気持ちやなやみを理解しづらいこともあります。家族の理解が得られるかわからないためにカムアウトしづらく、自分のことを話せない。また、カムアウトしても家族が拒否的で、当事者のその人そのままのありようのままで家族の前で振る舞いにくく、実家がのびのびと生活できる場所ではないこともあります。
▼セクシュアルマイノリティとひとり暮らしの課題 職場や学校はまだまだ異性愛や男女の性別分けが前提です。集団の中のでの会話に違和感を感じたり、偏見のある言葉を投げかけられたりすることもあります。 ちょっとした恋バナやファッションの話もなんだか周りとしっくりこない、したい話ができないジレンマを抱えることも… セクシュアルマイノリティの友人も周りにはいないし…ちょっとひとり暮らしだともの足りない…何気ない会話の中で自分のことをあたりまえに扱って欲しい…一緒に暮らせるような恋人やパートナーだってマイノリティの中でそんなに簡単には見つからないし… どのコミュニティにいても孤独感を感じることは少なくありません。
▼セクシュアルマイノリティと地方暮らしの課題 都市部みたいにセクシュアルマイノリティのコミュニティが無い、田舎で近所の人目が気になって思うように振るまえない、、という声もよく聞きます。それぞれの地域が住みやすくなっていく未来は望むけれど、今!もっと自由な生活が送りたい!地元の目を気にせずにのびのびふるまいたい!
▼セクシュアルマイノリティと賃貸物件さがしの課題 同性カップルで住宅ローンも組みにくく、仕事さがしもハードルがあるセクシュアルマイノリティ当事者…持ち家より賃貸物件で暮らすセクシュアルマイノリティ当事者は多いです。 賃貸物件も、同性同士では「カップル」という扱いで入居しづらいこともあります。そもそもセクシュアリティのことが要因で家族と疎遠になったLGBTQ+当事者にとって、賃貸契約の保証人は頭を悩ますところ…また、性別移行中で見た目と証明書の性別が違ったり、そもそも大家さんや不動産屋さんに「どう見えるかなぁ」ということが不安で物件さがしにストレスを感じることもあります。
プログラム 発題・セクシュアルマイノリティと住まい:なしたに・みほさん わたしと住まい1:みゆっちぃさん わたしと住まい2:堀さん わたしと住まい3:内藤れんさん まとめ:なしたに・みほさん Q&A
【登壇者のプロフィール】
なしたに・みほさん 公認心理師/臨床心理士。自由を愛する守備範囲広めのカウンセリング屋さん。クィア・セクマイフレンドリーなカウンセリングルー「カウンセリング・ラボSORA」代表。QWRC理事。ポリーラウンジ幹事。ポリアモリーウィーク運営委員。
みゆっちぃさん 大学生/Q-Losik 大学生のみゆっちぃです。数学と情報を専攻しており、サークルではLGBT授業の講師を担当しています。多様な人と関わるのが好きで、ボランティア団体を通して全国の島や山奥で農作業やDIYをしています。それと並行して、現地でLGBTにまつわる話をして性の多様性への理解を広めようと試みています。
堀さん 大学院生/Q-Losik共同代表 Q-Losikは講師依頼、居場所づくり、交流会、読書会、各イベントへの登壇をしている団体です。LGBTQ+へのアプローチを中心にすべての人たちが自分らしく生きていくことができるように活動しています。考える前に行動しちゃう人です。研究と動画編集をいつもしています。趣味はNetflix、甥っ子の動画鑑賞。
内藤れんさん QWRCスタッフ/れいんぼー神戸主宰 元女子で今男子として生きてるタイプの人。あちこちでスタッフしてる。メンタル弱め。大学の福祉系学部の2回生。社会福祉士&精神保健福祉士目指して勉強中。 趣味はアニメと落語とサスペンスドラマの鑑賞。飲み食いするのが好き。 スキウサギと、和柄や和風なものが好き。
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