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執筆者の写真セクマイ大会2024

セクマイ大会2024プレ企画①「鏡をのぞけば~押された背中~」上映会+出演者トーク&交流会レポート

更新日:2023年9月19日

イベント概要

2023年7月29日(土)14:30~16:30に、大阪産業創造会館にてプレ企画①を行いました。約50名の参加がありました。

会場の写真。スクリーンの前に登壇者がいる。


ゲストには、短編映画「鏡をのぞけば~押された背中~」の監督の河上リサさん、出演の石原幹史さん、ちろさん、脚本の奥村ひろさん(オンライン)にお越し頂きました。本編上映ののち、ゲストに登壇いただきQ&Aを実施しました。制作のきっかけ、動機、脚本作りについて、演じてみてどうだったか、制作過程の印象的なエピソード、作品を通じて伝えたいこと、次回作や今後の動き、についてお話いただきました。奥村さんからは河上さんから話をいただいて一週間悩んだ経緯、ちろさんからはトランスジェンダーを揶揄する嫌な役どころを演じた感想、石原さんからは事前に準備してきた出演に関して考えたことなど、制作にまつわる話をお話いただきました。


セクマイ大会プレ企画1『鏡をのぞけば〜押された背中〜』のチラシ。日時やPeatixのQRコードが書かれている。


今回は3年ぶりの現地開催ということもあり、物販ブースも設けて様々なLGBTQ関連グッズも販売しました。河上さんたちが制作されたTシャツも完売したそうです。

から通販もやってます!


観客アンケート

  • 映画という映像を通して受け取れる時間、実際にお話を聴かせていただく時間、そしてグループでお話できる時間があり、知ることができたり自分を見つめることができたりしました。また、グループでの話のとき、スタッフの方がいて下さって安心して話すことができました。

  • 「鏡をのぞけば~押された背中~」鑑賞させていただきました。トランスジェンダー当事者が、自分らしく生きたいのに、生きることを阻むバイアスや誹謗中傷が絶えない苦悩がしっかり描かれていると感じました。トランスジェンダー当事者である脚本の奥村さんと監督の河上さんの「思い=共に生きている」が詰まっていると感じました。

  • 出演者トークで河上さんが話していたことで印象的だったのは「トランスジェンダーヘイトが広がってしまった一因に『笑いのネタ』として消費されたことが大きい。その積み重ねが今にある」という話。政府、政治家、マスメディア、芸能界の責任は本当に大きいと思います。人間のジェンダーアイデンティティが多様であるという科学分析を踏みにじり、日本社会全体が「女性か男性か」の性別二択を押し付けていることが、トランスジェンダーが笑いのネタや「非現実的な人」扱いにされ、たくさんの当事者を自死に追い込んでいる現実を、日本に住むすべての人々は、向き合わないといけないし、変えないといけないと思いました。

  • 映画「鏡をのぞけば」がたくさんの人々に鑑賞されることを願います。

  • グループでの感想シェアの時間ですが、時間が足りず、途中打ち切りとなってしまいました。物販も何か他に購入しようと思ったのですが、時間が足りず、満足に購入できませんでした。タイムテーブルは、参加者交流がしやすいように、余裕を持たせてほしかったと思います。

  • 参加して良かったです。映画は心に残るセリフがいくつかありました。グループでのお話しタイムは中途半端に終わってしまった感があります。グループトークを希望しない人は退室してもOKという案内があったように思うのですが(間違っていたらすみませんm(_ _)m)、せっかく時間やお金を使って来られた人達だと思うので、グループセッションは別日に、それを希望する人達が集まる場で設定していただき、昨日は当事者の方のお話をもっとたくさんお聞きしたかったです。他のグループでどんな感想が出たかも気になりました。

  • 映画製作者、演者の皆さんがそれぞれ身を削られたことが伝わりました。ひろさんの言葉はリアルで胸に響きました。リサさんの姿勢の良さに感心しました。チロさんとパートナーさんの配役への葛藤をもう少しお聞きしたかった。けんさんの自然体な生き方は羨ましかったし、せっかく群馬から来てくださったので自己肯定感の育て方など聞きたかった。

  • 出演者のお話をもっと聞きたかったです。制作者、演者の皆さん、企画運営スタッフの皆さんに感謝です。ありがとうございました。お疲れ様でした。次回の企画も楽しみにしています。

さいごに

河上さんのブログにも開催のレポートが掲載されています!ぜひご覧ください。


たくさんのご参加、ありがとうございました!


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